株式会社メディア４ｕ

2021年08月27日

ホープ社と戦略的提携を行い、地方自治体に向けたSMS販売を強化

株式会社メディア4u（本社：東京都中央区、代表取締役：奥岡征彦、以下、当社）は、2021年8月27日、自治体に特化した事業を展開する株式会社ホープ（本社：福岡県福岡市、代表取締役社長兼CEO：時津孝康、以下、ホープ社）との資本業務提携を締結し、当社を割当先とする第三者割当による新株の発行を取得することについて決議いたしましたので、お知らせいたします。

■提携の背景と目的

本資本業務提携は、自治体等に向けたデジタル化支援としてSMS関連サービスの導入販売を協業して行うことで、両社の収益機会の最大化及び、企業価値の向上を目指すことを目的としております。

当社は、主に事業者向けにSMS（電話番号宛に送るテキストメッセージ）送信サービス及び関連サービス（API連携サービス、IVR＆SMSサービス、RCSサービス、認証サービスなど）を提供しております。代表的なサービスである「メディアSMS」は携帯キャリア４社と直接接続し、99.9％（受信拒否・圏外・電源オフを除く。4キャリア到達率当社検証試験の結果）の高い到達率と着眼率が特徴です。クライアントと顧客との接点を最大化するため、積極的にサービス開発を行なっております。

2021年5月12日に「デジタル改革関連法」が国会にて可決・成立し、9月1日よりデジタル庁が新たに設立されるなど、昨今社会全体のデジタル化を目指すデジタルトランスフォーメーション（以下、DX）の動きが活発になっております。自治体においても、手続き窓口のオンライン化や職員のテレワーク対応に取り組んできたものの、コロナ禍で発生した業務への対応などさらなる効率化が求められ、今後DX推進がますます加速されるものと考えられます。

このような背景の中で、当社はホープ社が有する全国の自治体とのリレーション網や自治体へのリーチ率が高いメディアを活用したマーケティングに着目し、拡大する自治体DX市場におけるSMS関連サービスの提供が有用であると考え、資本面及び業務面の戦略的提携を行う運びとなりました。

住民への連絡において電話がつながらない、郵送で送った書面に対するリアクションがないなどの課題に対し、SMSでアプローチすることは、民間企業では既に一般的になっており、SMSの高い着眼率から、圧倒的なレスポンスやコスト削減などの効果を見込むことができます。

今回、ホープ社との資本業務提携により、ホープ社が2021年９月21日付で第三者割当増資の方法により発行する新株式を取得する予定であり、当社は、SMS関連サービスにおいてホープ社の有する自治体等への営業網を独占することで、他SMS事業者との差別化を実現し、自治体DX領域の営業開拓を強力に推し進めることが可能になります。

■ 法人向けSMS送信サービス「メディアSMS」とは

「メディアSMS」は、国内主要4キャリア（NTTドコモ、KDDI、Softbank、楽天モバイル）との直接接続設計により、高品質と低価格を両立させた国内屈指のSMS送信サービスです。提供形態は、クラウドサービスでWEB管理画面の提供とAPIでの提供になっております。本人認証、予約リマインド、契約等の重要事項連絡、督促など用途は広く利用されております。

今後、内閣官房、総務省および経済産業省が進めるデジタル・ガバメント実行計画に沿った行政専用のプライベートネットワーク「LGWAN」を通じてSMS送受信を可能とする「メディアSMS for LGWAN」をリリース予定で、自治体でのさらなる利便性向上を目指します（2022年1月予定）。
サービスURL： https://media-sms.net/lp/

【株式会社ホープ会社概要】

■代表者：代表取締役社長兼CEO 時津孝康
■所在地：福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F
■創業：2005年2月
■事業内容：
自治体に特化したサービスを展開（広告事業、エネルギー事業、ジチタイワークス事業）
■URL：https://www.zaigenkakuho.com

【株式会社メディア4u 会社概要】

■企業名：株式会社メディア4u
（東証ジャスダック上場株式会社ファブリカコミュニケーションズグループ会社）
■代表者：奥岡征彦
■所在地：東京都中央区築地３－１７–９興和日東ビル 9 階
■設立：2005 年 11 月
■資本金：4,000万円
■事業内容：
法人向けSMS送信サービス「メディアSMS」の運営・販売
■URL：https://www.media4u.co.jp/